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花粉症の治療

 

■症状

 植物の花粉などのアレルゲンが目の粘膜に付着すると、目の周りがかゆくなります。かゆみのため擦ったり、掻いたりするとさらに悪化し、結膜や角膜を傷つけ、目がゴロゴロしたり(異物感)、充血したり、かすんだり、まぶしく感じたり、涙がでます。 さらに重症になると、結膜に浮腫を生じ、まぶたが腫れることがあります。

初期療法

 初期療法とは花粉が飛び始める2週間位前から抗アレルギー点眼薬の点眼をはじめる治療法です。

花粉が飛び始めてから治療する場合と比較し、初期療法により症状の発現が遅くなるメリットがあります。

また、「かゆみ」「充血」「なみだ目」などのアレルギー性結膜炎症状が軽くすみます。さらに、点眼の種類や量が少なくて済みます。

治療

 目薬による治療方法は、症状や状態によって次の1~3の組み合わせで治療します。

 

1.メディエーター遊離抑制点眼薬  

かゆみの原因であるヒスタミンなどを増やさないようにする作用がありますが、効果が表れるまで、2週間位かかります。

 

2.抗ヒスタミン点眼薬          

かゆみを引き起こすヒスタミンの作用を直接阻止するので、即効性があります。

 

3.ステロイド剤点眼薬         

1、2の点眼薬で症状が緩和しない場合や、症状がひどい場合に使用します。

 

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